ASTスペースモバイル、81ドル台へ急伸──宇宙通信の現実が動き出す テンバガー

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今朝のチャート

*チャート(楽天証券)

取得単価と現在値

※テンバガー 約16倍

2025年10月9日、ASTスペースモバイル

(ASTS)が終値81.20ドルを記録。前日比+21.5%という急騰は、単なる材料株ではない“本命感”を漂わせる展開となった。

宇宙通信という壮大なテーマの中で、ASTSは今、確かな存在感を示し始めている。

チャートが語る「加速」の兆し

直近3営業日での終値推移は、66.16 → 67.76 → 81.20ドル。特に今朝のチャートでは、75ドル付近の抵抗線を力強く突破し、出来高も急増。買い圧力が明確に上昇トレンドを形成しており、次なるターゲットは心理的節目の85ドルと見られる。

テクニカル指標では、RSIが70に迫る勢いを見せており、短期的な過熱感も意識されるが、それ以上に「勢いの本物さ」が際立つ。MACDもゴールデンクロスを形成し、投資家の期待がチャートに色濃く反映されている。

ファンダメンタルズ──技術と夢の交差点

ASTSが開発する「BlueWalker 3」は、既存のスマートフォンで衛星通信を可能にする革新的な技術。地上インフラに依存せず、世界中どこでも通信が可能になる未来を描いている。最近では通信キャリアとの提携が進み、商用化フェーズへの移行が加速。

収益面ではまだ赤字が続くが、技術力と市場規模に対する期待は大きく、時価総額は300億ドルを突破。従業員数578名という規模も、スタートアップとしては異例の成長速度を示している。

投資家は「夢」を買うのか、「現実」を見極めるのか

今回の急騰は、単なる材料ではなく「テーマ株」としての定着を示唆している。宇宙通信という壮大なテーマの中で、ASTSはその中心に位置しつつある。中長期では、衛星通信インフラの本命としての成長余地があり、投資家にとっては「夢を買う」フェーズから「現実を見極める」フェーズへと移行するタイミングかもしれない。

次回の決算発表(11月中旬予定)に向けて、ポジション調整の動きも注視される。今朝のチャートは、その“予兆”として記憶されるかもしれない。

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