はじめに：トヨタの出資先が強い理由
世界トップクラスの自動車メーカーである トヨタ自動車。
そのトヨタが出資・提携する米国企業の株価が、近年じわじわと上昇しています。
実は、トヨタはただ車を作る会社ではなく、
「未来の移動」「次世代技術」「エネルギー」 に向けて積極的な投資を続ける巨大テック企業でもあります。
過去には Tesla（テスラ） に出資し、
今では eVTOL（空飛ぶクルマ）開発の Joby Aviation に出資。
トヨタは次の社会インフラに繋がる企業に、非常に早い段階からコミットしているのが特徴です。
トヨタは“未来を読む投資家”でもある
トヨタが出資・提携する企業は、ある共通点があります。
✔ 次世代のモビリティ分野であること
- ・電気自動車
- ・燃料電池
- ・空の移動（eVTOL）
- ・AIとロボティクス
- ・自動運転
単なる協業ではなく、
「世界の移動インフラを作り変える企業」
に重点投資しています。
投資家としては、この“トヨタの目利き力”を利用するだけで、
長期で伸びる可能性の高い企業を見つけやすくなります。
過去：テスラ出資という伝説的判断
かつてトヨタは Teslaに出資し業務提携 していました。
今では想像できないですが、当時のテスラは「弱小EVベンチャー」と呼ばれていた時期です。
結果としてテスラは
世界最大のEVメーカー・巨大企業へと変貌しました。
もちろん、トヨタはその後テスラ株を売却していますが、
トヨタの見る未来が正しかったことは、歴史が証明しています。
現在：Joby Aviation に大型出資
今、トヨタが全力で支援している米国ベンチャーが
Joby Aviation（JOBY） です。
・空飛ぶクルマ
・都市型エアモビリティ
・次世代移動インフラ
これらの分野は2030年代に大きな市場が生まれると言われています。
トヨタはJobyの
- ✔ 生産技術
- ✔ 製造ノウハウ
- ✔ 大量量産体制の構築
で深く協力しています。
トヨタの本気度が段違い で、
「静かに第二のテスラを育てている」と考える投資家も多いです。
トヨタ関連銘柄を投資テーマにする理由
私は今後、
“トヨタが出資・提携する米国上場企業” を投資テーマの一つにしよう
と考えています。
理由は3つあります。
① トヨタの技術力＋資金力が企業成長を加速する
普通のベンチャーとは違い、
トヨタが入ると 量産化・実用化のスピードが一気に上がる ためです。
② トヨタが関わるだけで信頼性・資金調達力が跳ね上がる
市場参加者から「この企業は将来有望」と評価されやすい。
③ トヨタ自身の成長戦略が、その企業の未来市場を後押しする
トヨタの方向性に合わせて動くことで、
未来の巨大産業に自然と乗れるメリットがあります。
まとめ：トヨタが未来に賭ける企業に、投資家も乗るべき？
トヨタは世界で最も慎重で堅実な企業と言われます。
そのトヨタが「本気で関わる企業」は、
ただの話題株ではなく、将来社会の中心になる可能性が高い企業 ばかりです。
私は今後、
「トヨタの出資・提携先」＝長期成長を狙える投資テーマ
と考え、ポートフォリオ分析をしていこうと思っています。
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