
2026年、米国株は暴落するのか?
最近、マーケットでささやかれている噂があります。「2026年6月に米国株が大きく崩れるのではないか?」
SNSや海外メディアでも、“歴史級クラッシュ”という刺激的な言葉が出始めています。
しかし結論から言うと、2026年6月に暴落するという確定情報はありません。ではなぜ、この噂がここまで広がっているのでしょうか?
その“正体”を整理していきます。

① 「人類史上最大のバブル」発言
ブラックスワン投資で有名なファンド創業者は、「AI主導の株高は人類史上最大のバブルになり得る」と警告しています。
現在の米国市場は、
- S&P500上位10銘柄で時価総額の約40%を占める
- AI関連銘柄に資金が極端に集中
という状態。
つまり、
📌 一部の巨大銘柄が崩れれば、指数全体が急落する構造になっています。
2026年に想定される世界市場の十大ブラック・スワン

② AIバブルは本当に危険か?
2025年〜2026年は、「AI投資が本当に利益に結びつくか?」が試される年になります。
もし期待したほど利益が伸びない設備投資過剰だったとなれば、
👉 夏頃に再評価(=売り)が起きやすい
これが「2026年夏説」の一因です。
③ 金利と“6月説”
もう一つの理由がFRB(米中央銀行)の政策。
市場では、2026年春〜夏に利下げの可能性が予想されています。
歴史的に見ると、最初の利下げ前後は株が荒れやすい。なぜなら、利下げ=景気が悪化しているサインと解釈される場合があるからです。
2000年も2008年も、政策転換期に市場は大きく動きました。
④ 景気減速の兆し
最近出ている警戒材料:
消費鈍化雇用の弱まり
住宅市場の低迷
消費は米GDPの約2/3。
ここが崩れると、株式市場は無傷ではいられません。
⑤ それでも強気予想が多い理由
実は、多くの金融機関は
👉 2026年も株価は上昇余地ありと見ています。
つまり現在は、
📊 「強気シナリオが優勢だが、リスクも大きい」という“綱渡り状態”。

🔎 過去の暴落直前の共通パターン
本当に重要なのはここです。過去の大暴落前には、
✔ 一部銘柄への資金集中
✔ 金融政策の転換期
✔ 逆イールド発生
✔ 信用市場の異変
✔ 異常な楽観ムード
が重なっていました。
今はどうか?
AI集中 → あり
逆イールド → 発生済み
景気減速懸念 → あり
信用市場崩壊 → まだ本格化していない
つまり、
👉 「崩壊直前」ではないが、脆さはある状態と言えます。
🎯 では、2026年6月は本当に危険か?
断定はできません。しかし、次の3つが同時に起きたら要注意です。
① ハイイールド債スプレッド急拡大
② 銀行株の急落
③ 失業率の急上昇
これが揃えば、急落確率は一気に高まります。
💡 投資家が今できること恐怖に振り回されるのではなく、
✔ ポジション集中を避ける
✔ 利益確定ラインを決める
✔ キャッシュ比率を調整する
✔ ボラティリティ上昇に備える
ことが現実的です。

✅ まとめ
● 2026年6月に必ず暴落するという確定情報はない
● ただしAIバブル・利下げ・景気減速という火種はある
● 市場は強気と不安が同居する不安定ゾーン
歴史を見ると、暴落は「予言」ではなく“歪みが積み上がった結果”起きます。
あなたは今の市場を「健全な上昇」と見ますか?
それとも「静かなバブル」と見ますか?
次の記事は、
万が一、暴落した場合に備えて。【暴落は突然じゃない】過去4回の米国株大暴落に共通した“7つの前兆”と2026年の危険度

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