投資の格言「口座を見ない人が一番増やす」は本当だった
投資の世界には有名な格言があります。
「資産を一番増やすのは、口座を見ない人と、亡くなった人」。
これは、
“頻繁に売買せず、長期で放置していた方が結果的にお金が増えやすい”
という意味をユーモアを交えて伝えたものです。
では、本当にそんなことが起こりうるのでしょうか?
今日は、その格言を象徴するような驚きの事例として、
もしあなたがNVIDIA(エヌビディア)を上場直後に10万円だけ買い、そのまま一度も売らずに放置していたらどうなっていたのか?
を、実際の株価データと分割を踏まえて試算してみました。
■ もし1999年、上場直後のNVIDIAを10万円分買っていたら
1999年1月。
AIもChatGPTも、GPUの世界的覇権も、まだ誰にも見えていなかった時代。
そのときにNVIDIAをたった10万円だけ買ったとします。
分かりやすくするために、為替は1ドル=150円という簡易モデルを使います。
● 上場時に10万円をドルへ
10万円 ÷ 150円 = 約666.67ドル
● 当時の株価は1株12ドル
666.67 ÷ 12 = 約55.56株
つまり、上場直後に約55株を買えた計算になります。
■ その後の“爆発的な株式分割”
NVIDIAは急成長のなかで、6回の大きな株式分割を行ってきました。
2分割
2分割
2分割
3対2分割
4分割
10分割
これらすべてを合わせると、当時の株数は
…合計 480倍に増加
つまり、上場時の55.56株は
…55.56株 × 480 = 26,667株
■ では現在の価値はいくら?
現在の株価(概算):
1株 約190ドル
計算すると…
26,667株 × 190ドル = 約507万ドル
日本円に換算すると
(1ドル=150円)
507万ドル × 150円= 約7億6千万円
■ 10万円 → 約7億6,000万円
これが「ほったらかし投資」の破壊力
10万円が、20万円でも、100万円でもなく、たったの10万円が7億円超に。
もちろん、これはNVIDIAという“歴史的な化け物企業”だからこそ起きた結果です。
誰でもこうなるわけではありません。
でも、この事例が教えてくれるものは明確です。
■ 結論:投資は「持ち続けた人」が勝つ
もしあなたが当時、
不安になって途中で売っていたら
暇つぶしで売買を繰り返していたら
市場が落ちた瞬間にビビって逃げていたら
この7億円には届いていません。
NVIDIAを実際に握っていたのは、
**“売らなかった人”**
だけ。
投資の世界では、
✔ 感情に左右されない人
✔ 口座を頻繁に見ない人
✔ 一度買ったら長く持つ人
が結果的に資産を伸ばしやすいのです。
■ あなたが今、投資を始めるなら
今回の話は、投資初心者の方にも強いメッセージがあります。
「未来の優良企業を、長期でほったらかす」
それだけで、数年〜数十年後に大きな差が生まれます。
これから投資を始める人こそ、
・すぐに売らない
・下がっても慌てない
・焦らず積み上げる
という“放置力”を身につけることが大切です。
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