【腎臓】【透析】【移植】血液人工透析、少しでもQOLを良くする方法 3選

医療

透析について

透析を経験しましたが、

僕はやはり二度としたくありません。
※現在、透析している方、すみません。
 これはやはり本音です。

ただ、しなければならない場合、
いかに苦痛を和らげるか?
調べたのでこちらに書きたいと思います。

※ただ、透析にならないのが一番です。
 腎臓に異常が見られた場合、何をしたらいいか?
 最後に書きたいと思います。

写真でわかる透析看護: 透析患者のQOL向上を目指すケア (写真でわかるシリーズ)

在宅血液透析

ボタンホール

腹膜透析(CAPD・APD)

血液透析の苦痛を少しでも和らげる方法在宅血液透析

※2008年頃の話です。
現在の状況はまた調べて掲載します

在宅血液透析はその名の通り、自分の自宅で血液透析をすることです。

最近はかなり減ってきているらしいですが
まだ行ってくれているクリニックもあります。

わが愛知でも、名古屋の
新生会第一病院が行ってます。

名古屋大学病院も以前は行ってましたが、
撤退したそうです。

僕も最初、在宅血液透析を考えました。
わざわざクリニックまで行かなくていいし
また、毎日数時間やれば一日おきにやる通院の血液透析より体にも優しいため。

で、新生会に申し込んだのですが、生体腎移植をもうすぐすると話したところ、
10年は続けてもらわないと病院側が赤字になるのでお受けできないと言われてしまいました。
通院の血液透析よりクリニック側にとっては割にあわないらしいです

ただ、患者にとっては利点が多いので行っているのでしょう。
さらに、在宅血液透析は介助者が必要ということも普及したない理由かもしれません

しかし、東海大学病院では介助者なしで在宅血液透析ができるようなことも聞きました。

ですので、一度調べていただくとよいかもしてません。

その他詳しいことはこちらをお読みください。
※在宅血液透析

穿刺痛を防ぐ方法(ボタンホール)

透析患者にとって穿刺痛というのがネックです。

穿刺痛とは、透析を開始する際、
鍼を腕に刺す時の痛みです。

注射針の何倍の太さだろう?
かなり太いです!!!

その穿刺痛を防ぐために、
白十字 注射用保護パッド メディパッチ 20mm×23mm 100パッド入

ユーパッチを貼ったりしますが、
効いたり効かなかったり・・・

そこで他になにかよい方法はないか?調べました。

結局、僕はしなかったですが、
ボタンホールというのがあります。

このボタンホールとは

ボタンホールという皮膚表面からシャント血管までの細いルートを作成して、
穿刺の際に、このルートに穿刺針を挿入することにより、
毎回まったく同じ穿刺部位へ穿刺をする方法です。

ピアスを空けている人なら、イメージしやすいと思いますが、
ちょうど、ピアスの穴に、ピアスを入れるような感じに似ています。

メリットは、先ほど述べた穿刺痛を防ぐ。
痛みは全くないかといったら、すべてそうではないらしいですが
多くの方が痛みがないらしいです。

また、シャントを長持ちさせるようです。

というのは、ボタンホールは毎回同じ個所刺すので、
瘤になりにくいそうです。

ただ、このボタンホールは特別の穿刺法なので、
看護師や技士さんでも知ってる方は少ないです。

僕もこの前看護師の方と話をしたら、その病院でもできる人は少ないと言われました。
また、ボタンホールは特別の針を使うのでそれを持ってきてもらわないと、
ともおっしゃってました。

ですので、痛みはなくなりますが
それを行うのは結構大変みたいです

腹膜透析(CAPD・APD)

透析には血液透析の他に、
腹膜透析というのがあります。

透析の装置として、機械ではなく自分の体の中にある腹膜を使う方法。

この膜を透析膜として使用し、おなかの中に管(カテーテル)を通して透析液を入れておくと、
血液中の老廃物や不要な水分、電解質などが透析液の中ににじみ出てきます。

一定時間たつとこの液を体外に排出し、新しい透析液を入れます。
こちらは血液透析と違い、一日中できますので体に優しいです。

しかし、僕はこれをしませんでした。
なぜなら、これは長期間できないからです。
長くて10年ぐらいでできなくなると言われてます。

また、僕は海や温泉がすきなんですが、腹膜透析をした場合、
海、温泉はやめてほしいといわれました。

理由は感染症を起こしやすいからです。
他にも腹膜炎を併発、ジーパンがはけない、
などデメリットを言われ、
結局やめました。

週3回も通院しなくてもいいのですが、
出かけていたりした場合に、
透析液を入れれる場所を探さないといけないという不便さもあります。

ですので、結局はやめました。

ただ、
APDという腹膜透析は寝ている間にできると聞きましたので
そちらの方はメリットが大きいかもしれません。

APD(自動腹膜透析)

APD(automated peritoneal dialysis:自動腹膜透析)とは、

自動腹膜透析装置(サイクラ―)を用いて透析液交換を行う方法で、
先進国を中心に普及しています

■APDの利点

APDでは主に夜間就寝中に透析を行うため、透析による昼間の拘束時間が短く、社会復帰しやすくなります(CAPDでも3回のバッグ交換であれば社会復帰には適しています)。
APDサイクラーは、通常、寝室に設置します。APD使用下では、腹膜炎の機会が少ないといわれていましたが、最近の報告では差がないとされています。
仰臥位(ぎょうがい:上を向いて寝る姿勢)で行うことから、腹腔内圧が低く、多量の透析液を注液することができます。ヘルニア患者さんのように、腹腔内圧上昇が望ましくない人にも可能です。

■APDの欠点

APDサイクラーを設置するためのスペースや電源が必要です。
また、就寝中の体位変換で接続チューブやAPD回路がねじれ、APDサイクラーのアラームが鳴ってAPDを中断せざるを得なくなることがあります。
さらに、停電など緊急時の対応も認識しておく必要があります。
また、1回あたりの貯留時間が短くなり、中~大分子量物質の除去効率が落ちることがあります。加えて、頻回交換の短時間貯留では、ナトリウム除去量が少なくなることがあります。これらの点については、データをみながら主治医と相談をしてください。

APDは、注液量を増やすことが困難で透析不足になりがちな患者さんや、腰痛、ヘルニアといった腹腔内上昇による合併症をもつ患者さんに適しています。また、バッグ交換回数や透析量を増やす必要がある場合にも、良い適応となります。

腹膜透析+血液透析併用療法(ハイブリッド療法)
残腎機能がなくなり、腹膜透析だけでは毒素(溶質)が十分に除去できない場合は、週1回、血液透析を併用する方法(併用療法)が保険診療で認められています。
わが国の腹膜透析患者さんの約2割が併用療法を行っています。

Medi Press から引用

CAPD

●腹膜透析ではCAPD(持続携帯式腹膜透析)という方法が一般的に行われています。

●CAPDを行う上で必要なことは透析液の交換ですが、自宅や外出先で自分で行います。
交換は6~8時間ごと、1日4回程度(通常は朝、昼、夕方、寝る前)です。

透析の少しでもQOLを良くする方法、いくつか挙げてみました。

ほかにもいろいろあると思います。

ですが、冒頭でも言ったように、腎臓病の予兆が見られたら、

透析にならないようにするのが一番大事だと思います。

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