【移植】【腎臓】【手術】腎臓移植手術前、麻酔科医の先生の挨拶と日本の麻酔科医の現状

仕事
麻酔科医師は外来がないため、
手術を受けない方は一生お会いすることはないかもしれませんね。
僕は移植手術の時、初めてお会いしました。そんな麻酔科医師について書きます

麻酔科医の挨拶と手術の説明



麻酔科医の先生の説明がありました。
若い女医さん❗ラッキー❗

医龍のような荒瀬先生みたいな人をイメージしてたけど…
ひと~つ、ふた~つ…なな~つ、はい、落ちた!みたいな。

テレビでは麻酔は医師の手で注入してたけど、
ここでは機械だそうです。
量を決めて機械で流す。

後は過去の病気、特に心臓疾患について聞かれました。

拡張型心筋症をしてるので、その旨返答しました。

麻酔科医師不足

初めてお会いした麻酔科医でしたが、
その麻酔科医が現在不足しており問題になっているのはご存知でしょうか?

不足の理由は、
「手術件数の増加や安全性の要求による需要の増大」
「労働環境や社会的評価から麻酔科医の増加がない」
「新臨床研修制度の導入,麻酔科医の転科」
だそうです。

日本における麻酔科医不足の解決策

日本における麻酔科医不足の解決策としての
麻酔看護師の導入という話があるそうです。

しかし、それには、

「たしかにマンパワー不足は解消されるが,
日本では現状としてそもそも看護師が足りていない。また安全で質の高い麻酔を行えるようにする教育制度の確立は容易ではない」

という意見もあります。
看護師さんも、退職して復帰されない方が大勢おり日本では看護師不足も顕著ですね。
看護師不足の上に、また麻酔専門の看護師制度を作ったら、病棟看護師はさらに不足してしまう。待機看護師さんが復帰してくれればいいんですが。
(中には復帰を考えてるもののなかなか踏ん切りがつかない方もいるかと思います。
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日本の麻酔事故件数が,
世界的に見ても低いそうで,
麻酔科医以外の医療従事者が麻酔を行うことについては不安だという声もあります。

麻酔を詳しく知らない外科医でも一応は麻酔ができるため,日本における麻酔の技術・安全性への認識はまだ甘い。ここで麻酔看護師を導入すれば,ますます『麻酔は医師の仕事ではない』と麻酔科医がいなくなるのではないか


と訴える方もいます。

現在台湾では病院側が人件費の理由から麻酔看護師を積極的に採用し,麻酔科医がいなくなるという事態が起きており,こうしたことは日本においても十分起こりうるという。

歯科医を麻酔科医師に

こういう麻酔科医不足に対して、
飽和状態にある歯科医を麻酔科医師に、
という話もあるそうです。

麻酔医師とは、
術前、術中、術後に麻酔の管理を行う麻酔科の医師であり、今日では手術の進行と共に不安定になる患者の容態を医療行為によって生命維持する役割(全身管理)を担う。

術中だけでなく術前・術後の麻酔科医の任務を重視して、他科と協同して行う周術期管理と呼ぶ。手術室でのチーム医療(手術チーム)の一員

歯科医との関係
歯科医師の麻酔技能を医科麻酔科で研修を受けることで向上させる「歯科医師の医科麻酔科研修」が実施されている。
これら歯科麻酔科医は、
全身管理を含む歯科治療(インプラントなど)、全身麻酔による歯科治療(障害者など)のための麻酔を行うが、
医科の麻酔科医として働くことは法で禁止されている。
この他歯科との関係としては歯科医師過剰問題にまつわり、歯科医師によって麻酔科医の不足を補おうと真剣に議論された時期があった。
歴史的にも歯科手術の際の麻酔は、虫歯以外に疾患のない健常者が麻酔を受ける機会として大きなテーマであり、麻酔科学の成立に大きな影響を与えた。

参考サイト:Wikipedia (参照 2018-12)

まとめ



このように、日本での麻酔科医師の不足は深刻であるそうです。

それを、麻酔科看護師、歯科医師によって代替しようとする案まで出ておりかなり逼迫している状態です。

しかし、なかなか改善されない。いなくなってからでは遅いのです。すぐに国には対策を講じて欲しいですね。

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