LAES(シールSQ)急騰からの冷却:量子関連株の熱狂とその後

株式投資(日本株 外国株)

以前、ブログで書いた銘柄です。

2024年12月

LAES シールエスキュー 毎日指しても買えない銘柄
LAES についてシールエスキューは、認定されたセキュアなマイクロコントローラーを開発し、ポスト量子暗号を実装する。多要素認証、ホームオートメーション、ITネットワークインフラから自動車、産業オートメーション、制御システムに至るまで、様々なアプリケーションで使用できるポスト量子マイクロチップやデバイスを含むソリューションを開発している。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)】無料口座開設━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼キャンペーン詳細・口座申込はこちら▼▼LAES チャート量子...

LAESとは何者か?

LAES(Sealsq Corp)は、スイスを拠点とするセキュリティ半導体企業で、ポスト量子暗号技術を中心に事業を展開しています。

IoT、AI、軍事、医療など多様な分野での応用が期待されており、量子コンピューター時代に不可欠な「耐タンパー性」や「セキュアマイクロコントローラー」の技術が注目されています。

2024年12月にこの銘柄について初めてブログを書いたときは、まさに“熱狂のピーク”でした。

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0.3ドル→11ドル→7ドル—価格推移が語る市場心理

2024年11月、LAESの株価はわずか0.3ドル前後でした。それが12月には11ドル近くまで急騰。

わずか1ヶ月で約36倍という異常な値動きは、量子関連テーマへの期待と、流動性の低さによる“買えない銘柄”としての希少性が重なった結果です。

しかし2025年に入り、株価は徐々に落ち着きを見せ、現在は7ドル前後で推移しています。

これは、利確売りや過熱感の調整、そしてテーマ株特有の“熱が冷める”フェーズに入ったことを示唆しています。

買えない銘柄 から 冷静な再評価 へ

2024年末には「毎日指しても買えない銘柄」として話題になったLAESですが、現在は板の厚みも増し、流動性も改善傾向にあります。

投資家の間では、「この価格は割高か、それとも再び跳ねるか?」という議論が活発化。

テーマ性の強さは依然として魅力ですが、短期的な熱狂から中長期の冷静な評価へとフェーズが移りつつあります。

この1年が教えてくれたこと

LAESの価格推移は、テーマ株の魅力とリスクを同時に教えてくれます。

2024年11月に買っていたら資産は何十倍にもなっていたかもしれませんが、12月に飛び乗った投資家は、現在の7ドルという調整局面に直面しています。

この1年は、「熱狂に乗る勇気」と「冷静に降りる判断」の両方が試される期間でした。今後も量子コンピューター関連銘柄としての注目は続くでしょう。

ただし、次に跳ねるのは“技術”か“業績”か——それを見極める目が、これからの投資家には求められます。

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